大阪府内の選挙で初めての負けだったと思う。

これだけ見ても維新の劣化は明らかなのですが、票読みをすると違った面が出てくる。

堺市南区(堺市の中で最も田舎の山間部を含む地域)での得票が健闘し(参院選よりも良かった)、思った以上に得票を得た印象すらある。

しかし投票率が上がれば維新に有利だとこれまで言われていたが、実際はそうでもない。
刺激的で(これができなければ大阪は終わりという脅迫キーワードが多い)極端なことを言い、アイツが悪い、だから倒さなければならないという言い回しでは、新たな層からの得票が難しいことが判明した。

この刺激的なメッセージに酔い、支持する人も多いこともわかる。

負けを認めて、大阪府市の根本的な問題の解決を急ぐことに突き進んでほしいのだが、もはや彼らには無理なんだろうなぁとも思う。

一番の問題は、体勢を占めているはずの民意とのズレが鮮明化してきたということであり、それを修正する気があるのかどうかわからないというところでしょうね。


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世界初の大型水素基地
千代田化工、燃料電池車向け 1日に4万台分、コスト3割安

http://www.nikkei.com/article/DGKDASDD2904B_Z20C13A9MM8000/

 水素燃料は現在、石油から化学品を生産する工程で取り出すためにコストが高く、1立方メートル当たり約120円。千代田化工の基地で大量供給すれば同80円に下がる。設備改良などで同じ走行距離でガソリン並みとなる同60円に近づける方針

 千代田化工は水素を有機溶剤のトルエンに溶かして常温の液体にし、再び取り出す世界唯一の技術を持つ。産油国で原油採掘時に出る水素を液体にして船で持ち込む。川崎の基地では大型設備を導入、触媒でトルエンと水素を分離させる。水素を遠隔地に輸送するための極低温での液化も不要でコストが下がる。

 川崎基地の供給能力は年6億立方メートル。首都圏の水素ステーションを中心に圧縮、あるいは液化して専用車で配送する。燃料電池車はタンクに約50立方メートルの水素を圧縮して蓄え、約500キロ走行できる。同基地からの供給は普及台数で50万台強分の燃料に相当する。水素は石油精製に使われるため製油所にも供給する。

 川崎重工業はオーストラリアで石炭から水素を取り出し日本に輸入する計画を進める。ロシアでは25年にも水素工場を建設する方針。投資額は200億~300億円の見通しだ。割安な水力発電の電力で水を電気分解し水素を量産する。

 大ガスは今年度中にも水素ステーションで都市ガスから水素を1時間当たり300立方メートル生産できる装置を実用化する。生産量は従来の3倍で、コストを低減できる。



>>水素燃料の開発が急ピッチ過ぎて戸惑うね。それほど、急激に伸びてきているキーワードだと思う。ただ、まだまだガソリン車よりもコストが高い。まぁ、当然だが・・・

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[続報] 液晶の次も液晶、「夢のフィルム」で有機EL超える画質 東洋紡と慶応大が開発

http://flat-display-2.livedoor.biz/archives/24555114.html

少し話題になっていたけど、接触死亡事故を起こしてしまった小池康博教授って、この人か・・・

本人の落胆は計り知れないけど、社会復帰が早いことを祈ります。
ゼロ屈折フィルムを開発した人

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その典型が、パナソニックブースでデモしていた、フレームレートが60pで4K×2Kの映像。HDMI2.0の規格の公開が始まり、60p・4K×2K映像が伝送可能になったことを受けて、昨年10月にスカパーJSATが仙台から東京まで伝送実験した60p・4K×2K映像を、30pと比較して見せていた。

 これまで、60p映像はフルHDでもほとんどなかった。ハイビジョン放送のフレームレートは60iだ。60iの「i」はインターレース走査のiで、奇数、偶数の走査線の信号を奇数と偶数で交互に読み出す方式だ。一方、60pの「p」はプログレッシブ走査のpで、走査線を奇数も偶数も同時に読み出す方式。映像は鮮やかになるものの、情報量は2倍になる。

 これまで、4K×2KもHDMI1.4で伝送できるのは30pまで。従って、われわれが見てきた60p映像とは画素数が720×1280という粗いものだった。つまり、4K×2Kでかつ60pというのは、専門家でも測定画や静止画でしかみたことのない世界だった。その映像は……圧倒的に素晴らしかった。4K×2Kだから、画素サイズはもともと精細なのだが、体感的にそのレベルは30pの場合とは比較にならないほどのものだ。